マイネルティグレ(マイネエレーナの2021)
マイネルティグレ(マイネエレーナの2021) 牡
父 : スクリーンヒーロー
母 : マイネエレーナ(母父 : ロージズインメイ)
馬主 : サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産牧場 : ビッグレッドファーム
2023年2月10日現在
5代目までに生じるクロス Halo 4×5×5 , Davil’s Bag , Glorious Song 4×4 , ノーザンテースト 4×4 , Northern Dancer 5×5×5 , Hail to Reason 5×5
本馬の母マイネエレーナは2歳9月にデビューしましたが、初勝利は3歳5月で7戦を要しました。その後平場のレースを勝ちましたが、浦和に移籍直後に3連勝し、浦和栄冠賞で初の重賞勝ち、GⅠJBCレディスクラシックでGⅠ初出走をしますが、6着に敗れ、このレースを最後に引退しました。母としては、初子でマイネルフラップ(父ヴィクトワールピサ)がGⅡシンザン記念で2着、本馬の全兄にあたるマイネルヘルトは新馬勝ち、マイネルジェロディは4勝しています。
父スクリーンヒーローに関しては、有馬記念を勝ったゴールドアクターやGⅠ6勝(内、香港GⅠ3勝)のモーリスを代表産駒として挙げられ、古馬になってからのイメージが強いです。年末のGⅠ香港ヴァーズを勝ったウインマリリンはGⅡフローラSを勝ってから、GⅠオークス2着と好走していますし、GⅠ朝日杯FS2着のクリノガウディーやGⅢ京成杯を勝ち、GⅠ皐月賞3着のジェネラーレウーノなど3歳春までに好走している例もあります。
で、本馬については、最初に5代までのクロスを挙げていますが、クロスが多く見えますが、Haloクロスに関してはDevil’s Bag , Glorious Songの全姉弟経由のHalo 4×5×5 となりますし、Northern Dancerクロスに関してもノーザンテーストクロス経由の Northern Dancer 5×5×5となります。元々、父がスクリーンヒーローとなることで、すでにNorthern Dancer 5×5が存在することになることになります。先ほど挙げたゴールドアクター、モーリス、ウインマリリン、クリノガウディー、ジェネラーレウーノも父母間のNorthern Dancer クロスを持っています。ジェネラーレウーノに関しては5×5×5×5×5ということになっています。本馬の場合、Haloクロスも4×5×5となりますので、多重クロスとしてはそこまで濃くはないと思います。
本馬の全兄の2頭のノウハウも含めて、マイネル軍団のスクリーンヒーロー産駒の成績が年々高くなってきていますので、そこにも期待したいと思ってしまいます。
狙いがトラストのように札幌2歳Sというような情報があれば、指名を考えたい一頭になります。そういえばトラストもスクリーンヒーロー産駒でした。