コスモアミマネラ(ヴァニティールールズの2021)
久しぶりにアップとなってしまいました。その間、子供が保育園で流行っていたインフルエンザA型に感染してしまい、およそ1週間の登園禁止となり、子供の検査から2日後、私が38.5℃の高熱。はい。私も感染しました。さらに、その翌日、奥さんも39.9℃の高熱。家庭内でインフルエンザがパンデミック化しておりました。共通したのは、高熱は1日で低下したことが家族にとっては救いでした。読んでいただいている皆様もくれぐれもお気を付けください。
ということで、私が2023-2024シーズンで最も期待している馬を挙げたいと思います。
コスモアミマネラ(ヴァニティールールズの2021) 牡
父 : スタディオブマン
母 : ヴァニティールールズ(母父 : New Approach)
馬主 : ビッグレッドファーム
生産牧場 : ビッグレッドファーム
2023年2月20日現在
5代目までに生じるクロス Northern Dancer 5×5×5×5 , Nureyev 4×5
本馬の父スタディオブマンについてご存じの方が多いと思いますが、父ディープインパクト、母セカンドハピネス、母父Storm Cat、母母Miesqueという配合で生まれは日本です。スタディオブマンの全兄Tale of Lifeもフランスで走っていました。スタディオブマンもTale of Lifeについても日本で走ってくれたらと思っていた馬でしたので、スタディオブマンの仔が日本に帰ってきたという思いに勝手になっています。というのも、私がPOGを始めた3年目にスタディオブマンの半兄のマンボネフュー(父バゴ)がとても強いイメージがありましたので、ディープとの仔だったらという思いでずっとチェックし、その馬が日本から輸出されたと知って凹んでた思い出がある父です。その父ですが、仏ダービー馬にもなっています。
母については2020年タタソールズ繁殖セールにおいて80,000ユーロでビッグレッドファームが落札して輸入されました。母の競走馬としての成績としては仏で11戦1勝という成績でした。繁殖としては、本馬以外で4頭います。全て海外競馬で走っておりExceed and Excel産駒で2勝馬がいますが、それ以外は未勝利という成績です。ただ、母の血統を見ると、今後生まれてくるだろう仔は、日本で走ってほしいと思う母です。母の父New Approachは父としてはダーリントンホールやベストアプローチがおり、母父としてもバスラットレオン、デュープロセスがいて、種牡馬、BMSとしても日本での実績もあります。5代血統表には、それ以外にもデインヒル、Machiavellian、Nureyevクロスと期待せざるを得ません。そこにリアルスティールやラブズオンリーユーと近親にあたるスタディオブマンとの配合となるとなおさらです。
本馬については、思い入れがある血統だけに現状では、中~上位指名候補の一頭としていますが、もうすぐ取材の始まるPOG本等の評価次第では上位指名も検討したいと考えている一頭です。