【POG】ワラワラ's racehorse pedigree

血統素人の血統ブログ

モシーンの2021(ダノンエアズロック)

モシーンの2021(ダノンエアズロック) 牡

父 : モーリス

母 : モシーン(母父 : Fastnet Rock)

馬主 : ダノックス

厩舎:美浦堀宣行

生産牧場 : ノーザンファーム

セリ価格 : 4億9,500万円(税込)2022セレクトセール(1歳)

2023年4月14日現在

5代目までに生じるクロス Northern Dancer 5×5×5 , Danzig 5×4

 

 

ダノックス第一弾として(第二弾があるかわかりませんが)ダノンエアズロックから。本馬の1番上姉キャリコ(父ディープインパクト)は私のPOG馬です。キャリコについては未勝利で繁殖入りしましたが、キャリコの1つ下のプリモシーン(父ディープインパクト)はG3フェアリーSを勝利し、古馬になってからGⅠヴィクトリアマイルを2着やGⅢの関屋記念東京新聞杯を勝っています。その後、モーソンピークは3勝していますが、3歳6月以降の3勝でダービールールのPOGにおいては期間内未勝利という成績でした。(すみません。話の入り方が前回と同じは入り方です。(汗))

 

 

モシーンは豪GⅠクラウンオークス(芝2500m)、GⅠオーストラリアンギニー(芝1600m)、GⅠランドウィックギニーズ(芝1600m)、ストームクイーンステークス(芝2000m)のGⅠ4勝し、18戦8勝で引退し、フィル・スライ氏とノーザンファーム代表の吉田勝己氏と半持ちであったため、ノーザンファームで繁殖として日本で繋養されることとなりました。記憶が定かではありませんが、豪からサザンスピードと共に来日し、当時、注目されたと思います。なので、サザンスピードの1番仔のノーザンスピードとキャリコの両方を指名しましたが、結果としては両馬とも残念な成績でした。モシーンについては初年度から3年連続でディープインパクトロードカナロアディープインパクトドゥラメンテロードカナロア→モーリスとその時代で旬な種牡馬をつけられていることから、繁殖牝馬として牧場からの期待が大きいことが想像できます。ちなみに本馬の1つ下の2024年デビュー予定の仔はエピファネイア産駒です。

 

 

配合に関しては、父モーリスについてはサラリと。国内GⅠは安田記念マイルチャンピオンシップと春秋マイルGⅠを制覇し、天皇賞・秋も勝利しました。香港GⅠでも香港マイルチャンピオンズマイルを連勝、天皇賞秋を勝利した後の香港C(芝2000m)を勝利し引退、種牡馬入りしました。

 

 

モーリスは4歳春~5歳春に安田記念から香港チャンピオンズマイルまでGⅠ4連勝を果たします。そして、モシーンも4歳時にGⅠ3連勝としています。モシーンについては夏冬が日本とは逆のオーストラリアですので、一概に比較するのはどうかと思いますが、父母ともに古馬になってからGⅠを連勝し、且つ、どちらも芝マイル、芝2000mでのGⅠを勝利しています。父母ともに同じような傾向ですので、古馬になってからマイル~2000mが主戦場かと思っていましたので、当初は上位~中位かなぁと思っておりました。

 

 

しかしながら、本馬は、、、

 

 

入厩し、、、

 

 

ゲート試験合格済み。

 

 

順調であれば、6月1週目の東京マイルデビュー?と思ってしまいます。その辺の情報は、POG本等で情報があると思いますので、注目です。

 

 

個人的に私の過去のPO馬、オブザイヤーのようなワナ感を期待してしまうんですが、近年のダノックスの6月デビュー馬のプレミアム、ファンタジー、ザキッド、スコーピオン、ザタイガーのように走るんでしょうね。

 

 

POG的にダノックスの超高額馬、堀厩舎、ゲート試験合格済み。間違いなく上位指名候補の一頭ですね。

 

 

 

 

ラルケットの2021(ラケダイモーン)

また、久しぶりにアップとなってしまいました。今年度のクラシック開幕と来年度の情報収集をしないといけない状況ですが、パチパチできない状況でした。ということで、来年度のPOGドラフトも2か月を切り、POGでは欠かせない金子真人HDの所有馬を。

 

ラルケットの2021(ラケダイモーン) 牡

父 : レイデオロ

母 : ラルケット(母父 : ファルブラヴ

馬主 : 金子真人ホールディングス

厩舎:栗東須貝尚介

生産牧場 : ノーザンファーム

セリ価格 : 2億4,200万円(税込)2022セレクトセール(1歳)

2023年4月3日現在

5代目までに生じるクロス Mr.Prospector 4×5

 

 

金子真人HD所有馬第一弾として(第二弾があるかわかりませんが)ラケダイモーンから。本馬の半兄ヒシゲッコウ(父ルーラーシップ)と今年の半姉ウンブライル(父ロードカナロア)は私のPOG馬です。半姉ウンブライルは6月新馬戦で勝利、OPもみじSと連勝しましたが、GⅠ阪神JF、GⅢクイーンCに出走しますが、残念な結果となってしまいました。今週末のニュージーランドTに出走予定となっていますが、GⅠ朝日杯FSウイナーのドルチェモアがいるレースですが、なんとか巻き返してほしいと思っています。半兄ヒシゲッコウについては、プリンシパルSを3着で、期間内においては1勝でしたが、その後GⅠ菊花賞出走を果たします。

 

 

私の話は置いといて、ラルケット産駒の代表産駒といえば、ステルヴィオ。父はロードカナロアとなります。ステルヴィオについては6月1週目の新馬戦を勝利し、その後OPコスモス賞を勝利、GⅢサウジアラビアRCを2着で賞金加算し、GⅠ朝日杯FSでも2着でまたも賞金加算。そしてGⅡスプリングSで勝利して、GⅠクラシックシーズンを迎えます。GⅠ皐月賞で4着、GⅠ日本ダービーでは8着という成績でしたが、POG期間においては十分すぎる成績を残しました。3歳の秋にGⅠマイルチャンピオンシップに勝利しますが、古馬となってからはなかなか勝ちきれずに引退し、アロースタッド種牡馬入りしました。

 

 

配合に関しては、ウインドインハーヘアがあり、ディープインパクトと相性のいい母父のファルブラヴがどう効いてくるか楽しみな配合です。また、レイデオロサンデーサイレンスの血がないので、母方にSSの血が多くなっている日本競馬において、重要なピースとなってくるかと思います。

 

 

ラルケット産駒に関しては、比較的早めに活躍する仔が多く、レイデオロ自身もGⅠホープフルS日本ダービーを勝利していますので、POG的に無双する可能性も秘めていると思います。

 

 

本馬については、間違いなく上位指名候補の一頭ですね。

 

 

 

グラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021)

ラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021) 牡

父 : ハーツクライ

母 : ラヴズオンリーミー(母父 : Storm Cat

馬主 : 三木正浩氏

厩舎:栗東矢作芳人

生産牧場 : ノーザンファーム

セリ価格 : 3億800万円(税込)2021セレクトセール(当歳)

2023年3月15日現在

5代目までに生じるクロス Northern Dancer 5×4×5

 

 

先日、ハーツクライがこの世を去ってしまいました。そして、2021年産がラストクロップとなります。これまでハーツクライ産駒からは、ウインバリアシオンジャスタウェイ等が種牡馬入りしておりますし、今年産駒がデビューのシュヴァルグラン、スワーヴリチャードや先日引退したサリオスも種牡馬入りしました。そして本馬においてはラストクロップの中で種牡馬としても期待が高い一頭であると思います。

 

 

母ラヴズオンリーミーについても、父ハーツクライにおいても説明不要な血統でありますので、サラリと。

 

 

母ラヴズオンリーミーは言わずとしれた名牝と言われる一頭であります。産駒としてはGⅠドバイターフを勝ち、期間内においてもGⅠ皐月賞、GⅠ菊花賞、GⅡスプリングSで全て2着、GⅢ共同通信杯を勝利しているリアルスティール(この年は2冠馬ドゥラメンテがいます)、GⅡ東スポ杯2歳Sを2着のプロディガルサン、そしてGⅠオークス、GⅠクイーンエリザベス2世C(香港)などGⅠ4勝のラヴズオンリーミーがいます。この3頭においては全てディープインパクト産駒です。これまでに10頭の兄姉がいますが、ディープインパクト産駒がその内7頭います。他、Danehill Dancer のラッドルチェンド、ハーツクライのジンゴイスト、ドゥラメンテのバトルハーデンといます。

 

 

本馬の全兄ジンゴイストについては、体質が悪かったようで、3歳3月の未勝利戦でデビューしますが7着でした。その後、名古屋に転籍し、4歳春にJRAに復帰します。その後5歳春に平場レースで勝利を挙げますが、障害レースで2勝を挙げ引退となりました。

 

 

本馬において、全兄のジンゴイスト程体質が良くないかというと、そうではないかと思います。当たり前だと思いますが、同じディープインパクト×ラヴズオンリーミーとの間でどの仔も順風満帆ではないということを考慮すると、ハーツクライとの2頭目という点で期待したい一頭です。3億を超えたセリ価格もすごいです。

 

 

母母の Monevassia は Kingmambo と同血にあたります。1つ上の半兄バトルハーデンは父ドゥラメンテということで、Kingmambo , Monevassia の2×3というクロスが生じています。調教は続けているようですが、未デビューです。このMonevassiaの仔は日本に多く繁殖牝馬として導入されていますが、ラヴズオンリーミー姉妹達の仔の重賞勝利はありません。ちなみに前々回書きましたキャサリンオブアラゴンの2021の母もラヴズオンリーミーの半妹にあたります。BMSとしてのStorm Catというのが、重要なポイントであるかもしれません。

 

 

本馬においては、間違いなくドラ1候補の一頭であり、ドラ1以外だと獲れないと覚悟する1頭かと思います。この血統は体質に問題がなければ、間違いなく走る血統ですし、ドラフト前(後でも)各種メディア、ブログ等で取り上げられる馬だと思いますので、その情報の取捨がポイントとなる1頭だと思います。ハーツクライの後継種牡馬として期待したいです

 

カレンメンドーサ(カレンオプシスの2021)

カレンメンドーサ(カレンオプシスの2021) 牡

父 : ルーラーシップ

母 : カレンオプシス(母父 : サムライハート

馬主 : 鈴木隆司

厩舎:栗東平田修

生産牧場 : ノーザンファーム

2023年3月10日現在

5代目までに生じるクロス エアグルーヴ 2×3

 

 

まず、血統表を見て、エアグルーヴ 2×3 というクロス。期待と不安が入り混じる気持ちになりました。

 

 

ルーラーシップについてはご存じの方も多いと思います。今年度POGでは、GⅠ朝日杯FS、GⅢサウジアラビアロイヤルCを制し、GⅡニュージーランドTからGⅠNHKマイルCを出走予定のドルチェモア、GⅠ阪神JFを3着、GⅢ札幌2歳Sを2着、GⅢクイーンCを3着、GⅠ桜花賞を出走予定のドゥアイズ、GⅢきさらぎ賞を制し、GⅠ皐月賞を出走予定のフリームファクシと種牡馬としてその仔たちが旋風を起こしています。他にもGⅠ桜花賞出走予定のメイクアスナッチ、GⅢ毎日杯出走予定のキングスレイン等も期待されています。

 

 

母の現役時代は2勝という成績でした。母はGⅢきさらぎ賞を2着のバンドワゴンが半兄で、GⅠジャパンC、GⅠ大阪杯を制し、GⅠ日本ダービーを2着など優秀な成績を挙げ種牡馬として2023-2024シーズンでデビューするスワーヴリチャードを半弟にいます。

 

 

そして母父のサムライハートですが、現役時代はディープインパクトと同期で新馬戦を勝利し、次戦の500万下エリカ賞で5着でした。その競走中に骨折を発症し、春のクラシックを棒に振ります。3歳の夏に復帰のプランがありましたが、裂蹄をしてしまい復帰が3歳秋となりました。復帰後500万下の平場戦、1000万下ドンカスターCを連勝しましたが、明け4歳3月の1600万下アクアマリンSでは8着という結果でした。その後伊藤雄二厩舎の引退により、池江泰寿厩舎へ転厩しましたが、全体的に体質が弱い理由で引退となり、池江厩舎では出走することなく引退となりました。

 

 

そこで、父ルーラーシップの母と母父サムライハートの母であるエアグルーヴエアグルーヴ産駒の個人的なイメージは古馬になってから活躍する仔が多いイメージですが、エアグルーヴ自身は、桜花賞を熱発により回避したもののその後のGⅠオークスを制しています。GⅢ時代のチューリップ賞ではビワハイジに5馬身差をつけて勝利している実績もあります。

 

 

このクロスは紙一重のような配合ですが、純粋に活躍してほしいと思わせる血統です。本馬の下のカレンオプシスの2022も同じルーラーシップの全弟がいますので、本馬の出来が良かったのかもしれません。そして、スワーヴリチャードを叔父に持つ点も注目したい点です。情報等によっては、上位指名も検討してもいいかと思います。

 

キャサリンオブアラゴンの2021

キャサリンオブアラゴンの2021 牡

父 : シルバーステート

母 : キャサリンオブアラゴン(母父 : Holy Roman Emperor)

生産牧場 : ケイアイファーム

5代目までに生じるクロス Northern Dancer 5×5, Hail to Reason 5×5

 

 

まず、説明不要の父シルバーステートについてですが、父としての実績はGⅠ桜花賞を2着、GⅢファンタジーSを勝利したウォーターナビレラやGⅢ葵Sを勝ったコムストックロード、勝ち上がりは3歳3月と遅かったもののそこから破竹の4連勝を飾り、3/25のGⅡ日経賞に出走予定のバトルボーンなどを輩出しています。怪我さえなければGⅠも獲れていたはずの父シルバーステートは父としてもディープインパクト系では優秀な種牡馬だと思わせられます。

※バトルボーンは鼻出血のため、日経賞を見送るとのことです。 (3/10更新)

 

 

母の血統に関しては、個人的に思い出深い血統を挙げさせていただきます。母キャサリンオブアラゴンに関しては私が2016-2017シーズンにおいて身内POGにて本馬の半姉にあたるメイズオブオナー(父ハーツクライ)を獲って期待した馬でした。指名した理由については、母キャサリンオブアラゴンは名牝ラヴズオンリーミーの半妹にあたります。さらにその母Monevassiaはキングカメハメハの父King Mamboの全妹という関係で且つ栗東藤原英昭厩舎でしたので、期待値は最も高かったのですがドラフト中位で指名できて、嬉しかった記憶があります。がしかし、競走馬としてはGⅡローズSやGⅠヴィクトリアマイルに出走も経験して4勝を挙げて繁殖入りしたメイズオブオナーでしたが、その勝利は全てPOG期間外の勝利。つまり、期間内未勝利という結果でした。ただ、その後のオチのような話があり、その翌年デビューしたロードマドリード(父ディープインパクト)、ロードアドミラル(父ロードカナロア)、ロードアルビオン(父ロードカナロア)と続けてそれぞれ別の人間から指名され続け、みんな残念な目にあった血統であります。同じような経験をされた方もいるかもしれませんが。

 

 

じゃあ何故取り上げたかと言うと、本馬はケイアイファームでありながら、ロードホースクラブで募集をされていない点が気になります。正直なところ、募集をかけれない事情でもあるのかもしれないので、一概に言えないところがあります。私の備忘録的に書かせていただきますと、仮にケイアイファームからの庭先取引がされたとなると非常に気になる存在となります。

 

 

基本的には非常に魅力的な血統に間違いないと思いますので、早ければ来月に発売されるPOG関係の雑誌や新聞等での情報があれば、中位くらいで指名候補に挙がる一頭だと思います。

 

ヒシグランディヴァ(ラリズの2021)

ヒシグランディヴァ(ラリズの2021) 牝

父 : シュヴァルグラン

母 : ラリズ(母父 : Bernstein)

馬主 : 阿部雅英氏

厩舎:栗東友道康夫

生産牧場 : ノーザンファーム

セリ価格 : 1億780万円(税込)2022セレクトセール(1歳)

2023年3月1日現在

5代目までに生じるクロス Halo 4×4×5 , Northern Dancer 5×5, Blushing Groom 5×5

 

 

ついに、このブログでノーザンファーム生産馬を取り上げます。特に避けてきた訳ではないのですが、新種牡馬シュヴァルグランを取り上げたいと思ったらプロフ等も含めて本馬でした。本馬は1歳時のセレクトセールにおいて、1億円超えで落札されました。ヒシの冠の阿部氏が馬主で厩舎は友道厩舎という組み合わせ。2018-2019シーズンの時にヒシゲッコウとヒシイグアスがともに堀厩舎となった時以上にビックリしました。

 

 

母について簡単に紹介すると、先日の中山記念を勝ったヒシイグアスの母です。母はアルゼンチンでデビューし、GⅢオクレンシア賞(芝1000m)、GⅢコンデサ賞(芝1000m)の重賞を勝ち、GⅠエストレラススプリント大賞典(芝1000m)を2着と主に芝の短距離を走って13戦9勝という成績を残して2011年に輸入された母です。母の父Bernsteinの父は、ディープインパクトとニックスと言われたStorm Catであります。さらに、サザンヘイロー経由でHaloもあります。南米の母でHaloを含むStorm Cat持ちと時代のトレンドを兼ね備えていた母でしたが、ディープインパクトとの仔を見ることはありませんでした。本馬の兄弟の成績については、先ほど挙げたヒシイグアスが中山記念中山金杯の重賞を勝っていますが、長兄ミッキーシーガルが3勝、長姉のスミレが4勝をしておりますが、重賞勝ちはヒシイグアスだけとなります。

 

 

父においては、説明不要かと思いますが、GⅠジャパンCを制しております。ただ、父が活躍し始めたのが3歳秋からで、3歳10月に500万下(現、1勝クラス)を勝ちあがると、3連勝して3歳のうちにオープン入りし、年が明けて4歳になり、GⅡ日経新春杯で2着、続くGⅡ阪神大賞典で重賞初制覇、GⅠ天皇賞・春で3着と好走し、半年の間で大出世を遂げます。そこから、1年半後のジャパンCでGⅠ初制覇となります。個人的な感覚として、ハルーワスウィートは交配相手の良いところも悪いところも引き出す母という感覚があり。シュヴァルグランの本格化が古馬になってからというのは、ハーツクライを受け継いだものかと考えます。ただ、ハーツクライ自身はGⅡ京都新聞杯を勝ち、キングカメハメハのダービー2着ですので、一概に言えませんが。

 

 

本馬においては、父がシュヴァルグラン、半兄ヒシイグアスという血統背景になりますので、本格化は期間内に間に合うかどうかというところですし、ヒシ冠友道ラインというプロフも気になるところです。全くの部外者である私からしたら気になるけど迷う。指名するのであれば上位~中位でしょうから、POG本での調教等の情報次第です。

 

 

 

メイショウマンボの2021

メイショウマンボの2021 牡

父 : エピファネイア

母 : メイショウマンボ(母父 : スズカマンボ

馬主 : 松本好雄

生産牧場 : 高昭牧場

2023年2月24日現在

5代目までに生じるクロス サンデーサイレンス 4×3 , Roberto 4×5 , Heil to Reason 5×5 , Mr.Prospector 5×5

 

 

本馬の母メイショウマンボについては語るまでもない名馬ですが、新馬戦を勝利後、GⅠ阪神JFに挑みますが10着で敗退。その後、500万下こぶし賞、GⅡフィリーズレビューを連勝し、GⅠ桜花賞でまたしても10着で敗退しました。その後GⅠオークスでリベンジを果たし、GⅠ初制覇を飾りました。その後、GⅠでは秋華賞エリザベス女王杯を勝ち3歳までにGⅠ3勝しました。古馬になりGⅠヴィクトリアマイルで2着を最後にその後は重賞レースに挑み続けますが、掲示板に載ることもありませんでした。実に3歳時のフィリーズレビューから引退まで27戦連続で重賞を走りました。これは松本オーナーだからこそなせる業だと思います。母の血統としては、父スズカマンボ、母メイショウモモカ、母父グラスワンダーという血統です。ちなみにスズカマンボは、父サンデーサイレンス、母スプリングマンボ、母父Kingmamboです。

 

 

これまでに3頭の姉がいまして、初子のメイショウイチヒメ(父:メイショウボーラー)が新馬戦で勝利を挙げるもその後は勝ちに恵まれず、繁殖入りしています。2番仔のメイショウヒメサマ(父:メイショウサムソン)は未勝利のまま引退となり、3番仔のメイショウカミノコ(父:ロードカナロア)は3歳ですが、未だデビューしておりません。父がエピファネイアに変わり、初めての牡馬です。

 

 

本馬の血統としては、父エピファネイアの実績は抜群ですが、そこにスズカマンボという肌がどうかと思われるかもしれませんが、スズカマンボ自体が天皇賞・春を勝っているイメージがあるのですが、実質クラシックシーズンから活躍していますし、皐月・ダービー・菊と三冠レースは皆勤です。スズカマンボについては、Nijinsky の影響もあり長距離で強かったイメージがあります。そこにグラスワンダーの肌馬と合わせたことでメイショウマンボが強くて速い馬だったと思います。そこにスペシャルウィークの血を持つエピファネイアが父となることで、私の持つイメージの強くて速い能力が増幅されると思いますし、2000m以上の距離で期待したい一頭です。つまり、クラシックレースです。

 

 

本馬については、中~上位での指名候補としたいです。母の競走馬として実績からいって、そろそろ大物が出てほしいと思いますし、本馬の下もエピファネイアをつけているということで、本馬の出来がいいと期待してしまいます。