【POG】ワラワラ's racehorse pedigree

血統素人の血統ブログ

シャイニンオーラの2021

シャイニンオーラの2021 牡

父 : エピファネイア

母 : シャイニンオーラ(母父 : キングカメハメハ

馬主 : ディアレストクラブ

生産牧場 : 下屋敷牧場

5代目までに生じるクロス サンデーサイレンス 4×3 , Hail to Reason 5×5 , Northern Dancer 5 × 5

 

 

エピファネイア産駒の中で配合の王道パターンとなる母父キングカメハメハ、母母父サンデーサイレンスという配合ですが、牝馬三冠を獲得したデアリングタクトやエリザベス女王杯3着のクラヴェル、GⅡデイリー杯2歳Sを2着のソネットフレーズなどPOG期間内外を問わずに期待しないわけにはいかない配合です。

 

 

エピファネイア×母父キングカメハメハ×母母父サンデーサイレンスであれば、自動的に8分の7同血が成立します。

 

 

ということで残りの8分の1について。本馬の母母母にあたるシャイニンレーサーはGⅢマーメイドSを含む6勝を挙げており、その父はノーザンテースト。そのシャイニンレーサーの半弟はGⅠ朝日杯3歳Sを勝ち、最優秀2歳牡馬に輝き、デビューから4連勝のまま引退したフジキセキがいます。

 

 

まずは本馬の母、シャイニンオーラはJRAで5戦、地方に移って3戦を戦いますが、未勝利のまま繁殖行きとなりました。本馬の母母シャイニンルビーは2歳12月に新馬戦勝利を挙げ、GⅢクイーンCでも勝利しました。その後GⅠ桜花賞は1番人気で3着、続くGⅠオークスでは1番人気で5着と健闘します。秋にはG1 秋華賞を2番人気に推されますが18着という結果でしたが、その後7歳1月まで現役でしたが重賞を勝ちきれず繁殖入りとなりました。

 

 

母母母のシャイニンレーサー自身は現2歳、3歳(当時は3歳、4歳)時に新馬勝ちはしたもののその後勝ち上がることができず、古馬になってから頭角を現し、GⅢマーメイドSを勝ち、GⅠエリザベス女王杯の出走も叶いました。

 

 

本馬の母母父はノーザンテースト(Northen Dancerの直仔)となります。最初に述べた活躍馬の母母父を挙げると、デアリングタクトはDanzig(Northen Dancerの直仔)、グラヴェルはPotrillazo(Nasrulla系)、ソネットフレーズはトニービンゼダーン系)です。ちなみに現3歳で新馬秋明菊賞を連勝しGⅠ朝日杯FSに出走し9着で、2月23日のマーガレットSに出走予定コーパスクリスティは本馬と同じノーザンテーストで16分の15同血ということになります。

 

 

本馬においてはデアリングタクトと同じNorthern Dancerの直仔を母母父に持つ点は同じであります。本馬と同じ母母父がNorthen Dancerの直仔でSadlers Wellsのピエノフィオレの2021やデアリングタクトと100%同血のデアリングエッジの2021(母が全姉妹)といますので、それぞれ注目していきますが、私的にはシャイニンオーラの2021が面白い存在だと思いましたので、書き留めておきました。