【POG】ワラワラ's racehorse pedigree

血統素人の血統ブログ

キャサリンオブアラゴンの2021

キャサリンオブアラゴンの2021 牡

父 : シルバーステート

母 : キャサリンオブアラゴン(母父 : Holy Roman Emperor)

生産牧場 : ケイアイファーム

5代目までに生じるクロス Northern Dancer 5×5, Hail to Reason 5×5

 

 

まず、説明不要の父シルバーステートについてですが、父としての実績はGⅠ桜花賞を2着、GⅢファンタジーSを勝利したウォーターナビレラやGⅢ葵Sを勝ったコムストックロード、勝ち上がりは3歳3月と遅かったもののそこから破竹の4連勝を飾り、3/25のGⅡ日経賞に出走予定のバトルボーンなどを輩出しています。怪我さえなければGⅠも獲れていたはずの父シルバーステートは父としてもディープインパクト系では優秀な種牡馬だと思わせられます。

※バトルボーンは鼻出血のため、日経賞を見送るとのことです。 (3/10更新)

 

 

母の血統に関しては、個人的に思い出深い血統を挙げさせていただきます。母キャサリンオブアラゴンに関しては私が2016-2017シーズンにおいて身内POGにて本馬の半姉にあたるメイズオブオナー(父ハーツクライ)を獲って期待した馬でした。指名した理由については、母キャサリンオブアラゴンは名牝ラヴズオンリーミーの半妹にあたります。さらにその母Monevassiaはキングカメハメハの父King Mamboの全妹という関係で且つ栗東藤原英昭厩舎でしたので、期待値は最も高かったのですがドラフト中位で指名できて、嬉しかった記憶があります。がしかし、競走馬としてはGⅡローズSやGⅠヴィクトリアマイルに出走も経験して4勝を挙げて繁殖入りしたメイズオブオナーでしたが、その勝利は全てPOG期間外の勝利。つまり、期間内未勝利という結果でした。ただ、その後のオチのような話があり、その翌年デビューしたロードマドリード(父ディープインパクト)、ロードアドミラル(父ロードカナロア)、ロードアルビオン(父ロードカナロア)と続けてそれぞれ別の人間から指名され続け、みんな残念な目にあった血統であります。同じような経験をされた方もいるかもしれませんが。

 

 

じゃあ何故取り上げたかと言うと、本馬はケイアイファームでありながら、ロードホースクラブで募集をされていない点が気になります。正直なところ、募集をかけれない事情でもあるのかもしれないので、一概に言えないところがあります。私の備忘録的に書かせていただきますと、仮にケイアイファームからの庭先取引がされたとなると非常に気になる存在となります。

 

 

基本的には非常に魅力的な血統に間違いないと思いますので、早ければ来月に発売されるPOG関係の雑誌や新聞等での情報があれば、中位くらいで指名候補に挙がる一頭だと思います。