【POG】ワラワラ's racehorse pedigree

血統素人の血統ブログ

ストロベリーフェアの2021

ストロベリーフェアの2021 牡

父 : タニノギムレット

母 : ストロベリーフェア(母父 : Kingmambo

馬主 : ゴドルフィン

生産牧場 : ダーレー・ジャパン・ファーム

5代目までに生じるクロス Mr.Prospector 3 × 5 , Graustark 4×5 , Northern Dancer 5 × 5 , Nashua 5 × 5

 

 

競馬ファンの間ではウオッカの孫とダイワスカーレットの孫の仔馬の誕生が動画配信され話題となり、非常におめでたい話ですくすく育っていってもらいと思います。そしてその仔馬のひいおじいさんにあたるタニノギムレット産駒です。

 

 

2021年生まれのタニノギムレット産駒は4頭。(←私調べ)タニノギムレットのラストクロップとなります。タニノギムレットについては2歳12月に2戦目で未勝利を勝利し、翌1月のGⅢシンザン記念、翌月2月のGⅢアーリントンC、そのまた翌月3月のGⅡスプリングSを3か月連続で重賞を勝利し、翌4月のGⅠ皐月賞に1番人気に推されながらも3着。そして5月上旬のGⅠNHKマイルCに出走し、再び1番人気の3着。で5月下旬に行われたGⅠ日本ダービーシンボリクリスエスを差し切りダービー馬となった競走馬であるが、以降は屈腱炎を発症し、種牡馬入りとなった。というか5か月で6重賞に出走し、皐月→NHKマイル→ダービーという走らせるというさすがマツクニ厩舎だと思いますし、現在の日本競馬においては考えられないローテーションにびっくりします。

 

 

種牡馬としては言わずとしれた64年ぶりの牝馬による日本ダービーウオッカの父であり、史上初の父娘ダービー制覇を達成した。以降数々の重賞馬を輩出していますが、GⅠ馬はウオッカのみです。で、本馬は、その重賞馬の1頭であるミッドサマーフェアの全弟が本馬になります。

 

 

ミッドサマーフェアについては、2歳10月にデビューを果たすも初勝利は4戦目の3歳1月でした。続く2勝目はデビューから7戦目の3月の君子蘭賞(500万下、現1勝クラス)で、それに続いてGⅡフローラSも勝利しました。そして、GⅠオークスに1番人気に推されましたが13着で敗退しました。私自身もミッドサマーフェアオークスは期待してテレビを見ていました。その後、父がディープインパクトの半妹にあたるミッドサマーコモン、フィアスプライドは私のPOG馬でしたが、その2頭の真ん中の全姉妹のソフトフルートが指名していませんでした。そのソフトフルートについてはGⅠ秋華賞を制しています。(←なんと私のセンスの無いことか)

 

 

本馬においては牡馬であり、タニノギムレットのラストクロップで、タニノギムレットの後継種牡馬になれるような結果を出してほしいと応援したいです。何といってもサンデーサイレンスの血が入っていないため、競走馬として成功すれば、種牡馬としても期待できると思います。ブライアンズタイムの血を父系として繁栄させてほしいという願いもあります。

 

  

ただ、母の出産時の年齢が20歳で父の種付け時の年齢が21歳ということでともに高齢であることによる体質面が懸念材料でありますが、ロマン枠というものがあれば指名して面白いかと思います。